CH53事故について思い考える

事故の概要

2017年10月11日17時過ぎに普天間基地所属のCH-53輸送ヘリコプターが北部訓練場に近いところで着陸炎上しました(後に飛行中に火災が発生し、着陸したという報道もあり。)。現在のところ、この事故に関する死傷者はいないとされており、細部原因は調査中で機械的故障なのか、人為的故障なのかは不明です。

(出典:産経ニュース

事故は許されない

航空機の事故については、不具合が大きな事故につながることがあります。機械的な不具合が発生した場合もそうでありますが、人為的な判断を失敗した場合にも同様です。
しかしながら、最近については民間機も含め航空事故又はその要因となるなる事案が発生しています。
2017年 5月15日 香港エクスプレス エンジン不具合(出典:産経WEST
2017年 6月 1日 全日空 エンジン不具合(出典:産経WEST
2017年 7月11日 小型機 不時着(出典:産経WEST
2017年 8月15日 中華航空 発電機不具合(出典:産経WEST
2017年 9月 6日 日本航空 エンジン火災 (出典:産経ニュース
2017年 9月23日 KLMオランダ航空 パネル落下(出典:産経ニュース

少し調べただけでこれだけの不安全事案を見ることができました。決してこれだけ事故が起きているので、今回の米軍機の事故が対したことでは無いと言っている訳ではありません。

航空機の不具合というものは、身近な問題であると認識していただきたいと思います。以下については、元自衛官や自民党員としての公式意見ではなく私の個人的意見であると改めて付け加えておきます。

事故の被害を抑えるために

航空機の事故は、車の事故とは違い、一度発生すると地上における被害が出たりする事は容易に想像できます。その中で安全性を高めるために行われている事は

1 航空機の安全性を高める
(1)航空機を壊れないようにする
航空機の部品が壊れないために機材そのものの信頼性を高める。

(2)壊れてもいいようにする。
機械というものは、壊れるものです。「完全なものはない」という考えのもと壊れてしまっても、2重3重のバックアップをとり、万が一壊れても安全に着陸できるようにされています。
例)B−777がエンジンの出火をしましたが、片方のエンジンでも飛行可能なように設計さてているため無事着陸することができました。

2 パイロットの操縦能力・判断力の向上
(1)パイロットスキルの向上
パイロット個人個人のスキルを向上させたり、「クルーマージメント」や「ノンテクニカルスキル」など様々手法を用いて、チームとして問題を解決するということをします。
(2)判断力の向上
もっとも重要なところがこのパイロットの判断力の向上かもしれません。不具合が発生した時に「どのスイッチを入れるのか」「どの飛行ルートを飛行するのか」「どこに着陸するのか」これを判断しなければなりません。

今回の事故については、民間人のところから近かったと報道されていますが、意図的にその空き地にヘリコプターを着陸させたのであろうと、ヘリコプターのパイロットとして思います。ただ、牧草地については地面の起伏の判定が草で見えないため難しいのですが、一般人撮影の動画を確認したところ横転など指定なさそうであったので、パイロットの技術については、高いものであったのだろうと推察されます。

また、航空機があんなに燃えてと言われますが、実は飛行機は燃えます。
空中に金属が飛ぶのですから、軽い金属を使用しなければなりません。最近については、複合材等も出て来ていますが、合金が主流です。その中でも「マグネシウム合金」ついては、金属としても強くてアルミの約2/3程度の重さしかありませんので、使用されていますが火災が発生し地上においていると、燃え尽きてしまいます。

米軍基地についての思い

今回の事件においては、防衛と安全というところが焦点だと思います。米軍基地があるから事故が発生する。確かにそうです。

「米軍基地はない方がいい」

それは、私も同じ思いであり、自衛隊だけで日本を守れる環境を作るべきであると思います。しかしながら、そのためのハードルはいくつもあり、例えば昨年の防衛予算については約5兆1000億円でしたが、米軍が撤退し自衛隊だけで全てを賄おうとすると約20兆円以上とも言わていますし、隊員の確保にも苦慮します。

徴兵制で恐怖を煽る存在

といわれることもありますが、おそらく99%の確率で徴兵制は復活しないでしょう。現代の戦闘において、精鋭な隊員(身体的・技術的)でなければ、装備品を使いこなすにも無理だと思いますし、負傷者を増やすだけになるからです。

さて、米軍基地即時撤退については、非常に難しいということです。
しかしながら「準備ができていなくても撤退すればいい」となった場合には、代替手段がない状態で、日本の安全保障を捨てると言っても過言ではないと思います。嫌だから存在自体なくなればいいは違いますし、その中でもしっかりと地元の意見を言うのが政治家だと思います。

日本を取り巻く安全保障

日本を取り巻く環境という東アジアを取り巻く環境については、日本・アメリカ・韓国・台湾で一連の連携で防衛を担っている。日本については米軍と日米同盟を結んでいます。日本はアメリカとか同盟を結んでいないが、韓国と台湾については米軍を通じて同盟を結んでいる状態である。弾道ミサイルや航空機・艦艇などの近代兵器の発達により、一国では防衛をできないのが現状です。

再度、申し上げますが「米軍基地はいらない」それが理想であります。つまり、より妥当な案としては、我が国が不安定な東アジア情勢を抑えるだけの力を沖縄においても発揮すること、という意見もございます。

しかしながら、現在の日本を取り巻く環境と安全保障を考えた時に米軍にすぐに出て行けとは言えない状況であることも受け止めなければならないです。

現実的な安全保障を考えた場合に「米軍基地NO」だけでは、自国民を見殺しにする政治感覚しかないというしか無くなってきます。

鳩山首相(当時)も「昨年の衆院選当時は、海兵隊が抑止力として沖縄に存在しなければならないとは思っていなかった。学べば 学ぶほど(海兵隊の各部隊が)連携し抑止力を維持していることが分かった」と述べたようにそれが現実です。

沖縄県民に理解を得るために

まずは当該機の事故原因の追求であり、再発防止策の実施が最も重要になる。

当然、これは自民党沖縄県連のみならず日本国政府として積極的に関与するべきである。

事故調査というものは、一般的に数年かかるものである。

(過去ブログ:画像をクリック)

沖縄県も事故調査に入れて欲しいというかもしれないが、航空事故調査というものは専門性が高くその調査能力がない沖縄県が入ること自体無理だとは思いますが

防衛省職員
自衛隊の航空安全管理隊
国土交通省の安全運輸委員会

このいづれかの部署は、軍事秘密の関係もあるであろうが、積極的に事故調査に参加してもらいたいと思います。

普天間の基地固定化の除去、そして辺野古の整備その問題をしっかりと受け、地元住民の飛行ルートや運用方法そして説明などをしっかりしなければ、

「苦渋の決断で受け入れをしてもらう」という地元住民に対して合わせる顔がない

と思います。


(過去ブログ:画像をクリック)

政治の話と攻防


沖縄県内2紙1面

今回の件については、やはり大きく取り上げられていた。当然のことであります。

その左下の記事を見ていただきたいと思います。
「国場、赤嶺氏競る」(なんでコクバ候補が呼び捨てで、赤嶺候補が「氏」なのかはさておいて)
実際のところ、様々な調査機関があるが、1区についてはコクバ幸之助候補が「ほぼ互角」または「やや足りない」というところでありますが、この文面の構図を見ると

基地問題を争点に持ってきて「コクバが優位」だから、反自民勢力は頑張ろう!

(反意:自民党の人は頑張って応援しなくても大丈夫)というデザインに見えてしまいました。)

 

つまり「自民優位」の報道により、支援者の慢心を誘い、陣営の緩みを生じさせることが目的では?と思ったしまった、ということです。本日、自由民主党 二階幹事長名で檄文が出されておりますが、「優位」という報道が過去の選挙でもあったが、実際の結果を見ると讃嘆たるものであった旨が記されています。

今回の、このような事故という状況、そして今後想定されるメディアバッシングを想定するに、油断したり安心できる材料はどこにもないというのが、場合によっては戦場に向かう覚悟を持っていきていた元・自衛官としての素直な危機感です。

実際のところ、今回の事件は自民党については不利な風が吹き、世論調査も吹き飛ぶと思います。
前回の選挙からやっと互角に持ってきたところを今回の事故・・・まだまだ厳しい戦いになると思います。

ここで必要なのは、皆様のお力とネットワークです。

新聞などのメディアに気持ちを揺さぶられることなく、今回の選挙で日本の沖縄の未来がかかっていると思われた方は、是非とも積極的なご支援をよろしくお願いします。
具体的には

・facebookのシェア
・知り合いに「コクバ入れよう」と口コミ
そして一番の助かるのが
・選挙事務所に足を運んでもらうことです。
一時間だけボランティアでも構いません
(封筒を作ったり、名刺を束ねたりの単純作業もあります)

 

是非とも、ご支援を賜りますようよろしくお願いします。

過去ブログ 画像をクリック)

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